全ての運動が健康に寄与する訳ではない・・・・

健康を手に入れるのに、最も重要な運動が「呼吸」で、その次が筋肉細胞に十分な酸素供給を行う「有酸素運動」。具体的には心拍数が1分間に120回を超えない程度の軽い運動のことで、これ以外の運動は逆に身体に対する負担が大きく健康を害する原因になってしまいます。

関節、心臓や肺などに対し負担がかかるハードな運動は、本人は満足な気にはなりますが、健康には役立たず、寿命を縮めるとまで言われています。ハードなスポーツであればある程、普段使い慣れている筋肉を使い過ぎ、使用する筋肉の過度な発達と、使用しない筋肉の後退が、身体のバランスを崩す原因になってしまいます。

ピラティスが全てとは言いませんが、ウォーキングや、水泳、ヨガ、太極拳などの「スローフィットネス」(スロトレ)こそが、健康に大きく寄与する運動と言えます。苦しい思いをしないで、無理の無い範囲で、ピラティスに代表されるこれらの軽い運動を長く続ける事で、いつまでも若々しい生活を楽しむ事が出来ます。