2008-01-01から1年間の記事一覧

お正月休み用エクササイズ【肩こり対策】 (for stiff shoulders)・・・・

1) EAGLE POSE マットに胡坐をかいて座る 右腕を肩の高さで、肘を直角に曲げる 右の肘の下に左の肘を重ね、左手を右手に巻きつけ、手の平を合わせる 息を吸いながら、肘を空の方へ持ち上げる ゆったりしたペースで呼吸をし、肩の裏を解す 吐く息で肘をもとの…

もともとはボクサー用のトレーニング (training for boxers)・・・・

Joseph Hubertus Pilates氏がニューヨークにスタジオをオープンしたのは1926年の事。場所は939 8th Ave。今でもこの場所にピラティススタジオはあるらしいですが、Pilates氏との関係は残念ながら無い様です。この時、ピラティス氏は43才で、始めはは20代後半…

ちょこまか、アバウトに(little by little)・・・・

12月は家の用事、忘年会、同窓会など、何かと忙しくて、健康に時間を割く余裕が無いと、耳にします。人によっては風邪やインフルエンザにかかってしまい、寝込んでしまった事で筋力が低下し、その後何となく動くことが億劫になってしまった方もいるのでは無…

身体はユニットで(moving your body in units)・・・

今日はレッスンで、足をテーブルトップにする時に、大腿四頭筋に力が入りすぎて困るとの質問を受けました。特に男性は足を動かすときに、太股や股関節の前の筋肉に頼りすぎてしまう傾向が強いかもしれません。身体を動かす時に、特定の部位に集中して辛さを…

世界のフィットネストレンド (World Fitness Trend)・・・・

日本のスポーツジムの関係者と最近話していると、「ピラティス」の人気はピークを過ぎたという様なコメントをおっしゃる方がいらっしゃいます。以前もブログに書かせて頂きましたが、スポーツジムの関係者が日々の業務で相手にされているお客様は総人口のた…

身体の可逆性 (retrogression of the body)・・・・

ある一定の期間、トレーニングをしたからと言って、そのままの状態がいつまでも続くわけではありません。怪我や病気をして寝込んだりした時はもちろんの事、トレーニングの頻度が少なかったり、強度が低すぎたりするだけで、運動で得た体力は急速に失われて…

何歳でも遅くない (never late to start)・・・・

毎月1回、日曜日の午前中に板橋区の高齢者施設で「シニアのためのピラティス」を指導しています。毎回15名〜20名位シニアの方々(殆ど女性)が集まって来られます。平均年齢68歳、最年長者は76歳の方です。少しでも地域貢献が出来ればと今年の5月からスター…

ピラティス用お薦めBGM-その④

週末にタワーレコードをぶらついていたら、「Aerial Boundaries」と言うジャケットに目がまった。ジャケットの写真は、雰囲気のある早朝の山頂から撮影した雲海で、「大気の境界線」とでも訳すんだろうか、、、。雲が発生する対流圏と、水蒸気が無く雲が発生…

肋骨を広げて呼吸する (breathing by spreading ribs)・・・・

ヘルシア緑茶のCMでサラリーマンが会社での健診で、息を吸いながら胸板を厚くし、お腹を凹ませるシーンがありますよね。人間は息を吸った時に肋骨が広がりながら上がり、胸が厚くなり、息を吐いた時に肋骨が下がり、胸が薄くなります。でもご存じでした?肺…

人間にも冬眠前の野生習慣? (preparing for hibernation?)・・・・

人間にも冬眠前の野生習性が残っているのか、何故か秋は食欲が旺盛になり、ついつい食べ過ぎてしまう事が多いですよね。食物が少なくなる冬の備えとして生命維持のエネルギー源を体に蓄えてしまうこの時期、、、、。年末に向けて飲み会も増え、食べる量が増…

日本の文化的フィットネス (Japanese cultural fitness)・・・・

週末は下の息子の運動会でした。上の娘が幼稚園に入園してからは、毎年運動会には参加していましたが、今年は「ラジオ体操」の光景を見ながら、「凄いな〜」と関心してしまいました。世界初のラジオ体操は1925年3月に、メトロポリタンというニューヨークの生…

アクティブ・レストのすすめ (let's rest actively)・・・・

人によって、見た目の頭の大きさはだいぶ違いますが、どんな人でも頭部の重量は体の体重の11分1のあります。少ない人で5kg、私の場合体重が68kgなので6kgあることになります。通常ダンベルを使ったエクササイズで、男性が使用するウェイトの重さが3kg程度だ…

非Eco型の身体がよい?(making non-ecological body)・・・・

新聞を読んでいたら、登山家の三浦雄一郎の記事が書いてありました。登山では低酸素の高所で、呼吸・循環器が活発に動き、極寒のなか、身体を温め続けるエネルギーが必要になる上に、長時間の運動も加わり、エネルギーは出て行くばかりだと。これって、我々…

無理せず、ええ加減でOK (leaving half way)・・・・

ずっと楽しみにしていた、デューク更家先生のウォーキングレッスンに昨夜行ってきました。ピラティスやヨガやヨガマットさえあれば、いつでもどこでも、比較的に手軽に出来る運動です。そのピラティスやヨガより更に身近な運動と言えば、ウォーキングしかあ…

会議しナガラ・ピラティス (conference pilates)・・・・

先週はたまたま飲み会が続き、身体は完全に運動不足気味。頭はボーッと重く、血行が悪いのか身体はだるく、腰や股関節の筋肉も張って凝ったという感じ。平日の日中は仕事があるし、夜は連日会合。こんな時、運動の為に特別な時間を作るのは中々出来ませんよ…

ピラティスでむくみスッキリ (getting rid of swollen legs)・・・・

スタジオの待合室にVERY 9月号があり、パラパラページを捲っていたら、「キレイな人こそ、体質改善ビューティーを実践している」と書いてありました。キレイな人は、身体に対する意識が敏感で、暇さえあれば身体をケアしているらしいです。その記事によると…

フィットネス・クラブって必要?? (necessity of fitness clubs)・・・・

久し振りに泳ぎたくなったので、週末にフィットネス・クラブに行ってみました。フロントで受付をしていると、顔見知りのスタッフに声をかけられました。「3ヵ月ぶりですね。最近お忙しいんですか?」と。実は忙しいんじゃなくて、ピラティスを始めてからフィ…

整体やマッサージより効果が持続?? (long lasting effect)・・・・

年を重ねれば重ねるほど、整体やマッサージに通う回数が増えた気がしませんか?身体が何となくだるい、疲れが取れない、肩こりや腰痛がツライ、冷え性がヒドイ、肩が上がらない。そんな時、整体やマッサージでじっくり身体をほぐしてもらうと、とても気持ち…

「自分の心」と書いて「息」 (breath represents your mind)・・・・

最近レッスンに初心者の方に多く参加頂いています。その中でよく聞こえるコメントが、「呼吸の仕方が良く分からない」、「呼吸を意識すると、動きが出来ない、動きを意識すると、呼吸が出来ない」と言った内容。呼吸を意識する健康法は色々ありますが、その…

生活に運動を取り込む (fitness in daily life)・・・・

書類作成やメールの返信。我々は一日中、事務所で座っている事が殆どで、一日の歩数を図ってみると、少ない日は3,000歩、多くても5,000歩と言った所ではないでしょうか。この様な日々が続き、それに食べすぎとか飲みすぎが加わると、間違い無く肥満になって…

ベースの音色 (sound of an electrical bass)・・・・

Shadow Vinyasa Flow Yogaのレッスンを終え、新宿駅に向かって歩いていると、南口のタワーレコード方面から心地よいベースの音色が聞こえてきた。その音に導かれる様に足を運ぶと、私と同世代と思われる男性が、エレクトリック・ベースをタッピングしていた…

シニア ピラティス (senior pilates)・・・・

今日は、板橋区で月一回行っている、区内に住む60歳以上の方向けの「シニアピラティス」のレッスンを行ってきました。回を追うたびに感じるのが、高齢者の方々の場合、体力の無い方ほど運動の効果が出やすいという事。今日参加された方の中には、前回お会い…

下半身の筋肉量 (muscle volume of the lower body)・・・・

筋肉量が減ると、身体の基礎代謝が減り、色々な弊害につながる事は、何度か書かせて頂いている通りです。筋肉のトレーニングをいうと、どうしても腹筋のイメージが先行してしまいますが、身体の筋肉は下半身の筋肉量が上半身の2倍以上。上半身の重さを支える…

血行の促進 (promoting blood circulation)・・・・

人間の身体は、血管を通したスムーズな血行から栄養を得て、老廃物を排出しています。つまり、「血流」無くしては身体の60兆個の細胞は機能出来ません。脳、肌、髪。加齢と共にその衰えが最も気になる身体のパーツですが、すべての細胞を生き生きさせるには…

加齢のしくみ (aging mechanism)・・・・

最近ピラティスのレッスンを受けに、多くの方々が来てくださって、とても嬉しく思っています。皆さんと接していると、自分が元気の無い日でも、沢山のエネルギーをいただき、元気になれるんです。また多くの方の身体の状態を見ていると、自分自身の身体の状…

正しい姿勢の確認方法 (Correct Body Posture)・・・・

人間の身体の姿勢は筋肉の凝りや張り具合で、日々変化すると先日ブログに書きました。その為、自分で気づかない内に、変な姿勢を取ってしまっている事は良くあります。私も月に2回程度、1対1のプライベートレッスンを受け、先生に姿勢の状態を確認してもらう…

身体の歪みの原因 (Cause of Body Misalignment)・・・・

脊椎は7つの頸椎、12個の胸椎、5つの腰椎、そして仙骨、尾骨がなだらかなS字を描いて構成されている。これらの脊椎の周りの筋肉のバランスが何らかの原因で崩れてしまうと、身体が歪んでしまい、色々な不都合が出てくると考えられています。筋肉は20代をピー…

コア・スタビライゼーション (Core Stabilization)・・・・

ピラティスを一言で表すと、「コア・スタビリティー (Core Stability)」のトレーニングと言う事では無いでしょうか。昔は単に道を歩くだけでも、道が舗装されていなかった為に、背骨が常に不安定な状態になりがちでした。その為、背骨の周りの細かい筋肉、靭…

股関節のストレッチ パート① (梨状筋)・・・・

仙骨と大転子をつなげる筋肉で、梨状筋(りじょうきん)という筋肉が臀部にあります。股関節の動きが悪かったり、坐骨神経痛がある場合は、この筋肉が緊張して硬くなり、坐骨神経を圧迫刺激している事が考えられます。梨状筋は片足立ちでのバランス保持をし…

腰痛と足裏間隔の関係 (low back pain & foot sole)・・・・

ピラティスを始める前は、私も一度酷い腰痛に見舞われましたが、腰痛で悩んでいる方は、全身の骨格の歪みが様々な悪循環に陥ってしまって、結果として腰部、特に腰椎にその負担が集中してしまっているケースが大半です。その悪循環のバロメーターとして、足…