レッスンで意識してほしい「4つのS」・・・・
ピラティス・エクササイズの基本は通常、ピラティスの3本柱、「A・B・C」と説明されます。
A = Alignment(身体の正しい姿勢)
B = Breathing(正しい呼吸)
C = Core Control(身体の中心のコントロール)
ピラティスを長く続けてきて、感じるのはこの3つの原則はとても重要なのは間違い無いが、これでは不十分な気がする。凝り固まった状態の身体を解すには、動きが悪くなった「足首」、「股関節」及び「肩甲骨」の骨と骨の間に隙間 = Spaceを作り、身体の気の流れを作ってあげる事は忘れてはいけないと思う。
そこで、僕がレッスンで皆さんに意識する様にお伝えしているのは「4S」:
① Space = 「動きの中で、関節及び骨と骨の間の隙間を作る意識」
② Symmetry = 「身体の左右対称を感じながら身体を動かす意識」
③ Stomach = 「常におヘソ(丹田)を背中の方に引き寄せる意識」
④ Sanso(酸素)=「意識の高い呼吸(胸式ラテラル呼吸)を止めない意識」
本来あるべき骨や関節の可動域と位置配列を意識しながら、骨盤や坐骨を支える筋肉を鍛えることで、ピラティス・エクササイズをやる上でとても大切なより深い呼吸ができる様になります。エクササイズの中で考える余裕が出てきたら、これらの 「4S」を自分の出来る順に一つずつ意識し、ピラティスをより効果的なエクササイズにして行きましょう。
またこれらの「4S」を日常生活で意識出来るようになると、身体は見る見る変化していきますよ。トライしてみてください。