ピラティス初心者に意識してもらいたいこと

最近多くの初心者の方にレッスンに来ていただき、とても嬉しく思っています。世の中の間違った健康増進に対する考えを、ピラティスを通じてお伝えして行きたいと思っているので、少しずつ伝道師の役割を果たせ始められた気がして、、。

でも始めての方にとってピラティスは、「な〜んか小難しくて、呼吸も上手く出来ないし、体も言われた様に動かせないし、股関節は痛いし、脂肪燃焼している感じもしないし〜」と?マークが頭の中を沢山巡るのではないでしょうか。実際自分がピラティス始めた時も同じ思いをしました。

ピラティスの原則本では、ピラティスの基本は8つのキーワードで説明されています。①Concentration、②Breathing、③Core Connection、④Isolation、⑤Contrology、⑥Precision、⑦Fluidity、⑧Integration。何か聞いただけで難しくて、良く分からないですよね。これらを全て意識するのは、エクササイズにかなり慣れて、考える余裕が出来てからで構わないと思います。

2008-04-17に書かせて頂きましたが、まず始めに意識して頂きたい事は、私が勝手に言っているのですが「4S」:

① Space = 「動きの中で、関節及び骨と骨の間の隙間を作る意識」

② Symmetry = 「身体の左右対称を感じながら身体を動かす意識」

③ Stomach = 「常におヘソ(丹田)を背中の方に引き寄せる意識」

④ Sanso(酸素)=「意識の高い呼吸(胸式ラテラル呼吸)を止めない意識」

本来あるべき骨や関節の可動域と位置配列を意識しながら、骨盤や坐骨を支える筋肉を鍛えることで、ピラティス・エクササイズをやる上でとても大切な、より深い呼吸ができる様になります。

始めてレッスンに加わる方は、エクササイズの中でこれらの「4S」を、「左右対称」や「呼吸」あたりから、出来る順に一つずつ意識し、ピラティスを少しずつ自分のものにして、効果的なエクササイズにしてみてください。