健康への第一歩 (first step to health)・・・・

健康を手に入れる為のフィットネスプログラムは世の中で数え切れない程、多くの種類が存在する。身体の為に何かをしなければと感じつつも、何をやっていいか迷っている人は多いはず。

そのヒントになるかと思い、Akari先生と共に、Franklin Methodのマスター・インストラクターであるMorton Dithmer氏のワークショップに参加してきた。

彼の話によると、フィットネスプログラムの殆どは、基本的にそれを生み出した創設者の「意見」=「Opinion」に支配され、特定の型を強要される。よく考えてみると、人間一人一人の身体は皆違い、一つの型で全ての人に対応するのは、理論的に無理なはずだと思わないかと参加者に疑問を投げかける。

健康な身体を手に入れる上で最も重要な事は、自分は自分の身体をどの様に使っているのかを自分で感じ、自分の意識でそれを変えていく事。「身体→神経経路→フィードバック→記憶→身体」のサイクルを繰り返す事で、身体の動きに関する科学情報を元に、身体の動きの練習を行い、その質を高めていく。その為にも身体がどの様な仕組みになっていてどのように動くものなのかを体感しながら覚えることが最も重要だという。

誰の身体も、もともとは正しい動くが出来るもの。最大の問題は、その機能を意識的に使い切らないために、様々な身体の部位が塊となってしまい、動かし方を忘れてしまうこと。

身体はただ動かすだけでその状態が良くなる様な単純なものでは無い。頭を使いながら、身体を正しく動かし、それを記憶させる事で、始めて良い方向に向かっていく。自分の身体の声に常に耳を傾け、何が出来ないかの「気づき」を大事にし、謙虚に学んでいく姿勢こそが、健康への大事な第一歩とだと、本日のワークショップで再確認した。