ピラティスでダイビングが上手くなる (better diving with pilates)??

皆様、本年も宜しくお願い致します。

あるビール会社の調査によると、正月休みに太った人は全体の約6割。私も年末に股関節を不覚にも外してしまい、動けないのみ加えて食べすぎてしまい、2キロ程度太ってしまいました。

その傍ら、頑張っていらっしゃる方々からの嬉しいピラティス効果のメッセージも沢山頂きました。まだお話を伺っていない方々も、是非ピラティスに関するご感想をお寄せください。一つずつご紹介させて頂きたいと思います。

今回はピラティスに取り組む事でダイビングの質が高まり、より充実した潜りが楽しめる様になったというエピソードをご紹介させて頂きます。

【タイでダイビングを満喫されたIさんからのメッセージ】

通常(過度の肥満で浮力が強すぎる方を除いて)、海の中では、浮力が働くと言っても、しっかりと息を吐ききることができれば、カラダを水中に沈めることが出来ます。(タンクの中は圧縮酸素なので空気より重く、本体のスチールの重さも手伝い、水に沈みます)。

そのため、ウエイトはウエットスーツの浮力の分だけ付けるのが理想とされます。しかし、多くの人は水の中に入る恐怖心や不安から、過呼吸気味になることが多く、たくさんのウエイトを必要とします。

また、水中には“流れ”が存在し、体は常に不安定な状態にあります。それに不安を感じてしまうことでも、過呼吸になってしまいますし、体を固定するため岩などにしがみついていると、筋肉疲労による酸素消費も重なります。

水圧のかかる中でしっかりとした呼吸を行うのは意外に難しく、それがしっかりと出来ないと、頭痛や疲労の原因にもなりかねません。

ピラティスによりインナーマッスルを鍛えることで、まず、水の中でバランスコントロールが上手に出来るようになります。それと同時に、体の余分な緊張を取り除くことができるようになることで、呼吸が安定し、体内の空気を吐ききることができるようにもなることで、体も楽になります。ウエイトの量も少なくて大丈夫なようにもなります。

その他、揺れるボートの上やビーチの波打ち際で、片足立ちになってフィンを取り付ける際もバランスがアップすることで非常に作業が楽になります。

何よりダイビングにおいて必要なことは、ストレスを感じずリラックスをすることだと思いますが、水中で体の自由が利き、また落ち着くことができるようになると、視野が広がり、ダイビングの楽しさがアップします。

そして、水中で落ち着いた呼吸を保てるようになると、瞑想のようなとてもリラックスしたダイビングを楽しむことが出来るようにもなります。

ダイビングに於いてピラティスを行うことは上達の早道だと思います。