ゆるみきった身体 (relaxed body)・・・・・

暫らくの間、ブログの更新を怠ってしまい、すみませんでした。

以前に少し触れましたが、昨年末にゴルフで左の股関節周りの靭帯や筋肉を傷めてしまった事が影響し、持病の腰痛が併発してしまい、早く直そうと焦って個人的なトレーニングをした事で状況が悪化し、結果ピラティス活動を一旦休む事になってしまいました。

これがキッカケで、様々な整形外科、接骨院、整体、ゆる体操、その他身体をリセット   するエクササイズなどを体験し、至った結論は二つ。一つ目は40過ぎると身体の筋肉の質が若いころとは全く違うので、「ほぐす」、「刺激する」、「ストレッチする」の順番で身体を  動かしていかないと、筋肉を傷めてしまうリスクがあるという事。二つ目は、自分では正しく身体が動かせていると思っていても、実は間違った動きを繰り返していて、頑張ってトレーニングをしているのに帰って状況を悪化させてしまう事がある事。

日頃から自分の身体の状態をモニタリングする事を心がけ、定期的に誰か他の人に身体の癖を見てもらい、都度意識を修正していく事。左右の肩や腰の高さの違い、左右の股関節、足首、手首などの可動域、重心の取り方など、自分のイメージや感覚では左右対称、胸も広く、背骨伸びて理想的な姿勢が取れていると思っていても、実は全く違う事が良く在るんですよね。

今回は僕の場合も、全くイメージと実際の身体の動きが違っていたんですよね。本来使うべきではない筋肉一箇所で全ての足の運びを処理してしまって、この箇所が悲鳴を上げているような状態。人間の身体は男性で60%以上、女性で55%以上が水分と言われていますよね。良く考えてみれば、半分以上が水で出来ている身体が、常に一定な状態を保てる訳が無いんですよね。常に変化する身体を頑張って支えようとする筋肉。頑張れば頑張る程、筋肉は硬くなり、硬くなった筋肉に引っ張られる形で、骨や間接に歪みが出てくる。

「健康のはじまりは、ゆるみきった身体」。これを忘れてしまうと、折角の努力が帰って  逆効果になってしまう事を、今回は本当に思い知らされました。皆さんも、身体の不調が出た時は、負荷のあるトレーニングでは無く、身体をほぐす事に専念してください。

ほぐれやすくて、柔らかく、しなやかな筋肉を一緒に目指しましょう!!